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社員インタビュー

INTERVIEW

誇り、成長、
挑戦――
だから仕事は楽しい

営業
NDK Europe Sales   2015 年入社 法律学科

「その先にある喜び」を実感

幅広い知識を得ることができるか。ライフワークバランス良く、伸び伸びと働けそうか。日本に留まらず、グローバルなビジネスを展開しているか。取り扱う製品や素材に可能性があるか。さまざまな条件を考慮して、就職活動では「B to Bの製造業」を中心に回った。最終的には海外売上高比率の高さを決め手にNDKを選んだ。だが、実際に入社してみると、さらなる魅力がそこにあることに気づいた。

「人と人の支え合いによって会社が成り立っている。 多くの社員が善意に基づいて行動している。人に大きな魅力があることを感じました。NDKの人たちは、とにかく面倒見がよく、困っている人に進んで手を差し伸べてくれる。実際に営業の仕事では、技術・生産部門などと連携しながら、お客様に製品を提供していきますが、周囲の支えや、そのありがたみを強く実感しながら仕事をしていました」

入社後は車載向けの製品を主に担当。顧客の懐に飛び込み、信頼関係を深め、大きな成果を上げることができた。自社の技術や製品に関する知識を深め、顧客の要望を満たす提案を行い、誰よりも先に困りごとを相談されるパートナーになる。その仕事には確かなやりがいがあると彼は話す。

「会社の看板を背負い、信頼される。そして、それが売上につながる。それだけでも、大きなやりがいなのですが、NDKの営業は『その先にある喜び』を感じることができるんです。たとえば、ドライブに出かけた時などは、私が提案した水晶デバイスを搭載している車をたくさん見かけます。『自分の仕事が世の中に活かされている』という実感は、社会の発展を支える製品を提供しているNDKだからこそ得られるものだと思っています」

海外で、信頼を築く

イギリス(NDK Europe)への出向が決まったのは、入社6年目を迎えたタイミングでのこと。与えられたミッションは営業部門のマネージャーだった。

「打診を受けた段階で、『やります!』と即答しました。不安よりも、期待でいっぱい。そんな感じでした。担当するお客様は、イギリス以外にも、イタリアやフランスなど、ヨーロッパ全域に及び、担当する製品も多様。さらには、現地の多様なメンバーのマネジメントや、本社とのパイプ役も務めることになる......。責任は重大ですが、新たなチャレンジに高揚していました」

グローバルな舞台で活躍したい。入社前から抱いていた想いを実現した彼は、新しいフィールドにおいても確かな手腕を発揮した。今では顧客の確かな信頼を勝ち取り、ファーストネームで呼ばれるほどの関係を構築している。ただし、すべてが順風満帆であったわけではないと強調する。

「ヨーロッパ全域を任されているだけに、国により、市場により、社風により、お客様もさまざまです。とにかく明るく陽気で親しみやすいのだけれど、真意をつかむのが難しい方もいます。一方で、日本人以上にとにかく真面目で、きっちりとした対応が求められる方も......。お客様から怒鳴られることも一度や二度ではありませんでした(笑)。ただ、そうした中で確かな関係を構築することができたのは、分かりやすく意図を伝え、相手の意志を察して、適切な対応を積み重ねたからこそ。売上・利益などの目標達成による達成感はもちろんですが、『人に認められる喜び』を噛みしめながら、仕事に向き合えていますね」

後輩たちに、胸を張れる仕事を

NDK Europeには、多様な国籍とバックボーンを持つ営業メンバーが揃っている。彼らが最大限にパフォーマンスを発揮するためには、NDKのビジョンや企業文化に共感してもらう必要がある。彼自身、ここに来て、本社とのパイプ役を務めていただけに、「会社目線」でメンバーと接することが多くなったという。

「日本で仕事をしている時は、どうしても個人としての見解や視野で物事を考えていました。ですが、今回のヨーロッパ赴任をきっかけに、自分の視野が大きく広がったと感じています。NDKが目指すべき姿とは何か。その実現のために何をすべきか。そして、私たちの仕事はそこにどう関わっているのか。それらに深く向き合うことで、『会社を牽引していく存在になりたい』と思うようになりました。業績面はもちろん、組織づくりの面でも貢献していきたいと考えているところです」

車載市場のお客様の調達ニーズが予想以上に高まった結果、需要に生産が追いつかなくなってしまった市場の中で、海外のお客様との信頼関係を築いた。多様なメンバーをマネジメントしていく中で、ビジネスパーソンとしての視野を広げた。だが、彼は自らの研鑽に余念がない。

「営業としても、企業人としても、私はまだまだ成長途中にあります。今後は、一つひとつの行動をスピードアップさせ、判断力を向上させていく必要があると感じています。現状に甘んじることなく、常にチャレンジを続けること。日本に戻った時に、後輩たちの前で胸を張れるような仕事をしたいですね」

応募される方へのメッセージ

正直に言うと、私は就職活動中、社会に出ることに多少の怖さを感じていました。「学生の時ほど楽しいことは、この先ないのだろうな」そんな先入観を持っていたくらいです。ただ、それは間違いでした。NDKの仕事は、学生時代に想像していた会社や仕事のイメージとはまったく違い、楽しくワクワクする場面がたくさんあります。また、NDKには尊敬できる、優しい人たちが数多くいます。あまり不安になる必要はありません。将来に希望を持って、就職活動に臨んでください。皆さんを心から応援しています。